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鼻づまりの症状と治療

花粉症の三大症状は、くしゃみ、鼻みず、鼻づまりです。中でも鼻づまりは、息苦しくて不快感が強いため、日常生活への影響が大きい症状です。

鼻づまりは鼻粘膜の腫れが原因

鼻粘膜には血管がたくさん通っており、血管による鼻粘膜の腫れが鼻づまり(鼻閉)を起こします。鼻の奥はとても狭く、鼻粘膜がわずかに腫れるだけで鼻づまりになってしまいます。

決して鼻みずが出るからつまっているわけではないのです。

<花粉症による鼻粘膜の腫れ>

・アレルギー反応によって血管が拡張し血流が滞るために鼻粘膜が腫れる
・血液中の水分が血管外に漏れ、鼻粘膜に溜まることによって腫れる

鼻づまりがひどくなると、両方の鼻が完全にふさがり口呼吸になってしまいます。
口呼吸になると、睡眠不足や、のどの乾燥・痛み、においや味がわからなくなるなど、日常生活にさまざまな悪影響を及ぼします。
花粉症患者の7割が口呼吸をともなう鼻づまりを自覚しているとの調査結果もあり※、鼻づまりは一刻も早く解消したい症状です。

鼻誘発検査による鼻粘膜の変化

方法:抗原ディスクを下鼻甲介に貼付

提供:日本医科大学 耳鼻咽喉科 准教授 後藤 穣 先生

病院の先生に鼻づまりの治療について相談してみましょう

※後藤穣、大久保公裕、Prog. Med., 30, 2965-72, 2010 医師及び患者調査で得られた花粉症の治療実態 ~鼻閉と睡眠障害との関連性~

病院・医院で処方される主なお薬の種類と特徴

  • 抗ヒスタミン薬

    くしゃみや鼻みずが主症状である場合によく使用されます。副作用として多少眠気が出ることがありますが、最近開発された抗ヒスタミン薬の中には、眠気の副作用が少ないお薬もあります。

  • ロイコトリエン受容体拮抗薬

    鼻粘膜のはれや炎症を改善する効果があり、特に鼻づまりに対する効果が優れています。また、くしゃみ・鼻みずにも有効であり、眠気の副作用が少ないお薬です。

  • 鼻噴霧用ステロイド薬

    効果が一般的に強く、くしゃみ・鼻みず・鼻づまりのいずれにも効果があります。直接鼻粘膜に作用し、全身性の副作用や眠気の少ないお薬です。

  • その他の薬

    ケミカルメディエーター遊離抑制薬、Th2サイトカイン阻害薬、プロスタグランジンD2・トロンボキサンA2受容体拮抗薬、経口ステロイド薬、自律神経作用薬、漢方薬などがあります。

花粉症の主な症状と治療

症状の種類やつらさに合わせてお薬を選ぶことが重要です。

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